SPAZIO

株式会社SPAZIO建築設計事務所

川原子の家 −竹林へ繋がる減築リノベーション−

山形県天童市内の果樹園が広がる長閑な場所に建ち、南遠方には水晶山はじめ風光明媚な山並みが見渡せる。また、北側の裏庭にはホタルが生息する小川が、その先には菜園と竹林を含む屋敷林があり自然溢れる住環境の中に位置している。
敷地には築40年の母屋と築50年の小屋が一体化した家と、渡り廊下で繋げた東側に趣味空間の音楽室とガレージが建っている。
計画は、この地の持っている自然環境を活かすことを最優先し、北側の豊かな景観を遮断している不要な築50年の2階建て棟を撤去している。
撤去することでコンパクト化する一方、そこに遊びのスペースができ、四季折々の借景も得られ、潜在的な風景に気づき、時と共に感動する豊かな住まいに生まれ変わらせている。
外壁には密集し過ぎた屋敷杉林を間引き製材して張っている。さらに、施主自ら施工にも参加し、室内の珪藻土塗りや塗装工事を行い、大工さんとの協働でポーチや下屋をつくるなど、手作り感溢れ愛着わくリノベーションに取組んでいる。

  • 所在地  山形県天童市
  • 構造   木造平屋建
  • 竣工   2015年3月
  • 敷地面積 1711.10屐517.6坪)
  • 延床面積  133.32屐 40.3坪)
  • 解体面積  44.71屐 13.5坪)
撮影/中吉 満(プロフィール仙台)
川原l子の家 01
01
改修後正面外観。建物奥に竹林と屋敷林。

川原l子の家 1-2
01-2
改修前正面外観。奥の2階建て部分を解体撤去した。

川原子の家 2
02
改修後北側外観。竹林から見る。

川原子の家 2-2
02-2
改修前北側外観。2階建て部分を撤去した。

川原子の家 3
03
改修後リビング・キッチンを見る。

川原子の家 3-2
03-2
改修前居間。既存も和室二間はそのまま残す計画とした。

川原子の家 4
04
薪ストーブ越しに竹林を見る。